セルローズファイバーは防音効果も高いと書いてありますが、何故でしょうか?

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初めてのマイホームをご検討中の方には、お金、不動産、設計のことなど、分からないことがいっぱいあるはず。

そこで、無添加計画のお客様より度々ご質問いただく疑問や不安をQ&Aでまとめました。

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セルローズファイバーは防音効果も高いと書いてありますが、何故でしょうか?

防音のメカニズムは2つ。遮音と吸音です。

遮音とは密度の高い遮蔽物で音の振動を伝わらなくすること。

約1.5トンのセルローズファイバーを、壁の中にパンパンに吹き込むわけです。これが、音の伝達を止める遮音の役割を果たします。

例えばグラスウールが1kgのところ、セルローズファイバーは約7kg吹き込むのです。 この質量が音を防ぎます。

そしてもう一つ、吸音。 これは厚手の布団を3枚ほど被って、その中で大声を出す事をイメージして下さい。 これがその原理です。

音は空気の振動です。

その振動が小さな繊維の中に入ると、その繊維と繊維の中でかき消されてしまう。

マスクをしてしゃべると、聞き取りにくくなるのもこの原理でしょう。

このセルローズには1ナノm(100万分の1mm)の細かい繊維の集合体です。

この細かい繊維が音を掻き消します。

アメリカなどでは空港周辺の防音材として使えわれている例もあります。