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ブラコニ ブログ
2021年3月14日
今週の建もの探訪/思い出の家をリノベーションした家~埼玉本店で建てた健康注文住宅に入居中!~
- 入居中
柏市で健康注文住宅に入居中のブラコニです。
毎週の楽しみとなっている建もの探訪。紹介された家で好きなところ、そうでもないところを好き勝手書きたいと思います。
いろんな家に触れてくると、目が慣れてどんなイメージ家がいいのかがだんだんと見えてきます。
これから検討中の方は、いろいろ見ることでイメージを膨らませるといいと思います。
今週は、 思い出の家をリノベーションした家です。
施主の両親が建た建物を20年後に強い愛着から買い戻し、リノベーションした住宅です。
築30年、建物は傾き構造は傷んでいて本来なら解体するべきでした。しかし、思い出のある建物を残したいという強い思い、また木造の建物はどんなに傷んでいても直せることを証明し、短命である日本の住宅建築に良い影響があればと思い、改修することに。
改修にあたり、外観はそのままの形を残しながら建物の傾きを直し、基礎と構造を補強しました。また、3階建ての建物を吹抜けでつなぎ、どこにいても互いの気配が感じられる開放的な空間につくりかえました。小さな家ではありますが、3階建ての高さを生かした開放的な吹き抜けを2カ所設けたため、空間有効利用の策として、吹き抜けの部分が居場所になるようにアスレチックネットを張りました。3階には天窓含む5か所の窓を設け、煙突のように風を流し、下階に光を落とします。また展望台のように窓からの景色を楽しむことができます。
内部は、30年天井と壁でふさがれていた構造材を現しにして、時代を感じさせる古さのなかに新しさを融合させ、懐かしくあたたかい改修ならではの居心地の良さを目指しました。
またこの家は、通勤通学で多くの人が行き交う生活道路に面しており、仕事や学校から帰ってくる人々の視線の先に明るく灯る『灯台』のような役割を持たせています。進行方向の真正面に見える壁面に、土台から屋根までの大きな開口部を設けました。この場所を行き交う人々がこの建物を地域のランドマークのように感じ、更に30年、この家が様々な役割を担うことを願った建物です。
好きなところ
・吹き抜け1つの大空間が良いね
・ベンチを提供したり、コーヒー出してあげる席作るなんて、地域社会が出来上がってるんですね
・アスレチックみたいで子どもが遊ぶには楽しそう
そうでもないところ
・登るところいっぱいで長い目で見ると大変そうな気が…
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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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