この記事に関連したブログ記事
42tkbts ブログ
2020年8月21日
【低燃費住宅】とは~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~
- 入居中
山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。
室内の温度を一定に保つことが特徴の【低燃費住宅】について調べてみました。
参考: 早田宏徳(2014)『やがてこの子を守る家 低燃費住宅2』、いしずえ
————————————————————
【低燃費住宅】とは
————————————————————
低燃費住宅は、『パッシブデザイン』と同義であるとのこと。
※パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風などの「自然の中にあるもの」を受け入れて建物に活かすこと。
【なぜ、「低燃費」でなければならないのか?】
これからも原油価格高騰などでエネルギーコストが上がる可能性があり、光熱費が掛かる家はリスクであるということ。
そうなったとき、燃費の悪い家で、35年後も今と同じような快適な暮らしができるのかということ。
筆者は、工務店の社長に対して、「お客さんがこれから35年間で支払う光熱費の上昇リスクを担保しているか?」と問いかけます。
————————————————————
▼ 原子力発電に頼らないためにも低燃費
————————————————————
筆者は、ドイツのエネルギーを使わない建物の普及に衝撃を受け、日本でも普及させようと試みています。
ドイツの先行事例から、「低燃費住宅が普及すればいずれ原発を止めることができる」と断言するほどです。
「原子力発電に頼らなくても生活できる、エネルギーを大量に使わなくても快適に暮らせる家を造る」と。
【断熱、気密を分かりやすく言うと…】
家を建てるときによく耳にする「断熱」や「気密」という言葉は、初めて聞く人にとって理解しがたい言葉だと思いますので、本書で分かりやすく例えられていたのでメモしておきます。
・ 断熱=あったかいセーター
・ 気密=ウインドブレーカー
・ 日射遮蔽=サンバイザー
・ 蓄熱材=熱を貯められる貯金箱
セーターだけだと隙間から冷たい空気が入ってきてしまうし、ウインドブレーカーだけだと薄くて寒いから、両方大事!
————————————————————
▼ 住宅内における『温度のバリアフリー化』
————————————————————
ヨーロッパでは「100年以上」使える住まいが当たり前なのに、日本の木造住宅の寿命は、国交省の統計データでは『26年』だそうです。
日本の住宅が短命の原因は、壁の中の結露(壁体内結露)によって家が腐るということ。
それでいて、「壁の中の結露対策をしっかりと考慮できる工務店やハウスメーカーはほとんど存在しない」と記されています。
坪単価を下げることばかりに躍起になっている向きがあるが、住まいは後から掛かってくるコストの方が重要だと述べています。
【まとめ】
燃費のいい住宅が全国に普及すれば、住む人の財布に優しいだけでなく、原発のエネルギー問題の解決につながるということでした。
「新築時にちょっと頑張って長持ちする家を造っておけば、子供に大きな財産を残すことができる。」
同感です。
――――――――――――――――――――――――――――――――
自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
――――――――――――――――――――――――――――――――