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2021年9月23日
シンボルツリーがある暮らし~庭木を植えるメリットと注意点とは?~【コラム】
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シンボルツリーとは?
シンボルツリーとは、symbol=象徴という言葉からきているとおり、その家の“象徴”となる木のことです。
その家の印象を左右するような大切な存在であるシンボルツリー。
新築祝いや新たな家族の誕生など「記念樹」としての役割を持つこともあります。
どんなに小さなスペースでもシンボルツリーがあると、お庭がとても華やかになることでしょう。
そこで今回は、シンボルツリーをお庭に取り入れるメリットや注意点についてご紹介していきます。
せっかく家づくりをするのであれば、この機会にぜひお気に入りのシンボルツリーを植えてくださいね。
シンボルツリーがお庭にあるメリットは?
シンボルツリーがあることで、お庭がグッと華やぐ…というのは言うまでもないことですが、ほかにも以下のようなメリットがたくさんあります。
【メリット①目隠しになる】
庭やお家と言ったプライベート空間を守りたいけれど、フェンスを設置すると圧迫感があるな…というときこそ、シンボルツリーがおすすめです。
庭木であれば省スペースでも植えることができるので、玄関周りなどちょっとした場所の目隠しになります。
また、フェンスと組み合わせることで、外観の美しさを損なわずに外からの視線をカットすることができ、フェンスでは隠し切れないような高さも自然にカバーすることができます。
【メリット②お家の庭に表情が生まれる】
玄関周りやお庭など、草木がないと殺風景な印象ですよね。
しかし、1つでもシンボルツリーとなる庭木を植えれば、それだけで景観が美しくなるでしょう。
お庭に植える木の種類にもよりますが、花が咲くタイプの木であれば、日本特有の四季の移り変わりを感じることもできます。
また、高低差のある庭木を植えれば、お庭に奥行きが生まれ、空間を広く見せることもできます。
植える木によって、庭に変化が生まれるので、オリジナリティある素敵な世界を創り上げることもできるでしょう。
スポットライトを設置すれば、夜間も美しく映えるお庭になりますね。
【メリット③日除けになる】
シンボルツリーを庭に植えることは、直射日光を遮るという「日除け効果」もあります。
特に夏は、じりじりとした強い日差しが差し込みやすい季節。
庭木を植えることで少しでも日陰ができると、体感温度が大きく変わるでしょう。
1年通して強い日差しを遮りたいという場合は、常緑樹を。
夏だけ日差しを遮り、冬には日差しを取り入れたいという場合は、落葉樹を選ぶといいですね。
【メリット④火災の延焼防止になる】
万が一の火災の際、耐火性のある樹木を植えていれば、延焼を防ぐ効果もあります。
隣の家などで起きた火災の火が、こちら側に燃え広がるのを防いでくれるというのは、安心安全の住まいに必要なことかもしれませんね。
このように見た目の美しさだけでなく、機能面から見てもシンボルツリーを植えるメリットは多くあるんですよ。
シンボルツリーを植える際の注意点
植えることで様々なメリットがあるシンボルツリーですが、植える際には、以下のようなことに気を付けましょう。
【①メンテナンスの頻度に注意】
当然ですが、木は生きていますから、月日と共に成長していきます。
成長スピードは、その樹木の種類によっても変わり、植えてから1年経ってある程度の高さに育つ木もあれば、3年以上経たないと大きくならない木もあります。
成長が早い場合は、定期的にお手入れしないと、木の枝が伸び放題になって景観を損ねてしまうことがあるので、こまめなメンテナンスが必要です。
自分でお手入れができるものであれば問題ありませんが、高さのある樹木など、剪定の際に専門家に依頼しないと難しいケースもあります。
すると、その分費用もかかってしまうので大変ですよね。
メンテナンスの手間や費用を少しでも減らしたいという場合は、お手入れが簡単なシンボルツリーを選ぶようにしましょう。
【②近隣住民とのトラブルに注意】
シンボルツリーのメンテナンスを怠っていると、時々近隣住民とのトラブルに発展することもあります。
たとえば、
・枝が伸び過ぎて隣の敷地内に入ってしまった
・葉っぱや花びらがしょっちゅう隣の庭に落ちてしまう
・実がなる木の場合、鳥や虫を寄せ付けてしまう
・落ちた実や花びらが潰れて道が汚れる
・花の香りが強すぎて不快
など、様々なトラブルを引き起こしてしまうことも。
花や実がなる木や、落葉樹の場合は特に注意が必要です。
こまめに掃除をしたり、管理をしたりするのが苦手な人は、なるべく葉が落ちない常緑樹にするようにしましょう。
【③植える場所に注意】
シンボルツリーは、自分の家の敷地内ならどこに植えても良いというわけではありません。
というのも、その木が成長すれば、高さや枝の広がりが変わっていくからです。
隣の家との境界線ギリギリに植えてしまった場合に、枝が伸び広がってしまうことで、先述したようなトラブルを起こすことも考えられます。
植える際は、その木が成長した後のこともイメージするようにしましょう。
また、ガス管や水道管などの配置も確認が必須です。
成長した木の根が、ガス管や水道管を傷つけてしまうことのないように注意したいですね。
シンボルツリーで緑あふれる家づくりをしよう
シンボルツリーがあると、それだけで家の外観が表情豊かになるもの。
あるのと、ないのとでは大きく異なるでしょう。
もちろん、見た目だけではありません。
自然の持つ力は住む人の心も癒してくれるでしょう。
私たち無添加計画では、どんな小さなスペースでもシンボルツリーを植えることをおすすめしています。
家づくりをした記念に木を植えれば、年月が経っても、この日のことを思い出すことができるでしょう。
木の成長と共に、家族や住まいが成長していく…。
そんな素敵な家づくりを一緒に考えてみませんか?
今回ご紹介した注意点を参考に、シンボルツリーのある暮らしを楽しんでくださいね。